大叔父が亡くなりました。

86歳でした。 母のことをとても大事に、そして可愛がってくれた方でした。 昨年5月、母と一緒に出かけていたところで転んで頭を打ち、その時は何も問題は無かったのですが、翌月に劇症型アルツハイマーを発症しました。 関係ないと言われたけれど、母はとても気にしていた。 あの時すぐ支えてあげていれば、と。 そのまま症状は酷く進み、1ヶ月で酷い幻聴と幻覚に襲われ、2ヶ月で口をきけなくなり、4ヶ月で人の顔もわからなくなり寝たきりになりました。 でも、先秋と今月に特養を訪れた時には私たちを見て涙を流しました。 言葉にならない言葉を発し、動かない身体を必死に持ち上げて。 そして今朝、見回りの人が5時に部屋を覗いた際に、既に亡くなっていたそうです。 眠るような穏やかな顔だったそうです。
明日、お通夜で、明後日、告別式。 明日は私は仕事で行けないのだけれど、明後日の告別式は行こうと思っていました。 母を大事にしてくれた感謝を伝えたくて。 でも、事情により、告別式も行けないことになりました。 なのでおうちでお経でも読もうと思います。
母がたいそう落ち込んでいます。 悲しい、さみしいと泣いています。 そんな母を一人で行かせるのは正直不安ではありますが、でも行けば自分の親もいるし、大丈夫という本人の言葉を信じたいと思います。 私がしなければならないのは無理して告別式に出ることではなく母を支えること。 私に出来るのは、明後日母が帰ってきた時に家を完璧にしておくこと。 暖かい部屋で、温かいご飯を用意して待っていること。 そう思って。
母と祖母を支えてくださって、ありがとうございました。