カゴツルベ

観てきました。


すっごいすっごい良かった。 お話も良かったし、何よりヤスダがほんっとうに格好良かった。 狂気に憑かれて人を斬りまくるシーンの迫力ったらない。 上半身裸の綺麗に筋肉のついた体にボディペインティングをほどこして、それが汗で光ってるのが色っぽくて色っぽくて、たまらん。 そう、すごい色っぽかった。 見入っちゃって泣く暇もなかった。 最初の頃の穏和な次郎左衛門も物腰が柔らかくて素敵だったし、風間くんと一緒に踊るシーンも良かったし、最後の 「籠釣瓶はよく切れるなあ」 って呟いたのとかすばらしかったし、標準語も言われるまで標準語の台詞だって気付かないくらい違和感無かったし、何一つ不満がない。 強いて言えばちょっと背が小さいくらいで(笑)。 でも風間くんと一緒くらいだからそんなに目立たなかったし、むしろちょっとシンメに見えたし。 すごい満足した。 舞台やコンサートはこうでないと、って感じ。 確か818の時も満足感でいっぱいだった気がする。
カーテンコールは3回、1回目は普通にお辞儀、2回目は西岡さんとグッてポーズして、3回目はいぇいいぇいって感じに腕を振り合って(これ通じるんだろうか)(手を握って肘を軽く曲げて左右に振る、みたいな?)、いっぱいいっぱいお辞儀して、おっきく口開けてありがとーって言って手を合わせて、最後はお手振りしてくれました。 あんな悲しいお話なのに最後のヤスダが可愛くって、これも満足の1つに入ると思います。 幸せをもらった気分。
ヤスダは今本当に楽しいんだろうなー、というのが一番の感想です。 充実してる顔をしてた。 とても良いお顔をしてた。 そしてちゃんと座長の顔をしてた。 素敵だった。 あとやっぱり舞台慣れしてるなーと感じました。 良い意味での余裕というか、ちゃんと楽しめてるんだろうなあという感じ。 そりゃまあ1ヶ月58公演やりきってるんだから慣れてるわよね(笑)。 経験値って大切。
それにしてもあの観終わった後の空腹感は何ですかね(笑)。 すごいエネルギー使って観てたんだなーって。 観てるだけでこんだけ疲れるんだから演じてるヤスダはもっとずっと大変なんだろうなあ。 どうせまたご飯ろくに食べてないんだろうし、痩せるだろうなー。 今日観てもあばら骨が浮き出てたし。 大倉に怒られてこい。


あ、横山さんとてっぺーたん(おそらく)(目が悪いもんで)が来てましたよ。 てっぺーたんは特に騒がれず普通にいたんですが、横山さんは2幕の直前 客電のぎりぎり明るいうちに来てみんな悲鳴あげてました。 さっと引きはしましたが、2幕頭の花魁の皆さんはやりにくかったかもな、とかちょっと思ったり。 昨日は亮ちんも来たそうですね。 早く大倉が観に来ないかなー。 感想聞きたい。